人類の課題について考えさせられる映画 Do The Right Thing 感想

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どうも、加藤直ノ助と申します。

「Do The Right Thihg」という映画を観たので感想を書いていく。

 

Do The Right Thing感想

何ていうか…すごく記憶に残る映画だった。

感動とかそういうのは一切ないんだけど、何ていうかすげー考えさせられる映画だった。

 

まずこの映画は黒人女性によるキレッキレのダンスから始まる。

多分初見の人はこれからどのような映画が始まるか想像がつかないと思う。私もつかなかった。

一応Google検索で「Do The Right Thing」を調べるとジャンルが「コメディ/人間ドラマ」になっている。

 

あぁ、多分アメリカンジョークが飛び交うお笑い映画なんだろう。という姿勢で視聴し始める。

この映画は1つの黒人街(ブルックリン)の中の人々の1日を描いた作品だ。

 

なので

・やたらテンションの高いDJによるラジオ

・1日中、中身の無い会話で盛り上がるおっさん3人組

・「市長」という愛称を持っているが、1日中街を徘徊しているだけの老人

・馴染みの店にイチャモン付けまくるやつ

・でっかいラジカセ担いで大音量で街中を歩いているやつ

・よくわからない写真を道行く人に売りつけようとする若者

・ピザ屋を経営する街の頑固親父的な人

・店主に悪態付きながら仕事をサボりまくるアルバイトの主人公

このような人々の1日を観ながら物語は進んでいく。

 

黒人の主人公は道行く黒人の住人たちとフレンドリーに接するので、なんかほのぼのするなぁ。とか(基本的に皆トラブルメーカーなので現実に居たら面倒だろうなぁとは思います…)白人とはすげぇ溝があったりと時代と地域性を垣間見ることになります。

 

どこか社会的なメッセージが見えたり見えなかったりしますが、よくジョークが飛び交うのでコメディ色を強く感じた。

 

衝撃のラスト

この映画はお世辞にもテンポが良いとは言えない。

人々のなんてことの無い生活の一コマを映しているだけなので、無理もない。

ただ、私は決してこの映画はつまらない映画とは思わなかった。むしろ、記憶に残り続ける映画だ。

その理由としては衝撃のラストにある。

 

これまでのコメディ色が一変して強い社会的なメッセージの含む映画に仕上がっていく。

 

詳しくは実際に観てほしいので、軽くだけ流れを書いておくと

行きつけの店の壁の展示が気に入らなかったので店主にイチャモン付けたら、死人が出るレベルの騒ぎになって店が放火された。

 

これだけ書くとただの事件で終わりそうだが、ここには白人と黒人がモメた結果黒人が死んでしまったというキーワードが含まれる。

 

明らかに黒人の方に非があるにも関わらず、周りで見ていた人は黒人が殺された=差別による虐殺だ。と短絡的に決めつけます。

最終的には暴徒と化し、事件に全く関係のないアジア人まで黒人じゃないからという理由で襲おうとします。

 

差別よって与えられる劣等感の爪痕は深く、正常な思考さえ奪ってしまうんだな。と言うこと。

そんな人間の負の要素について考えさせられる映画だった。

 

日本においては細かい差別は未だ存在するものの、人格を否定する差別は古臭いものとなっているかと思います。

ただし、現代ではSNS等で他社に対してマウントを取るとかそういった行為が目立っている気がする。

結局これも規模が小さい差別と言えるだろうし、それこそ度が過ぎればこの映画のような悲惨な結末が待っている。

 

さいごに

あまりテンポの良い映画とは言えないが、そんな事すら忘れさせられる衝撃のラスト人類の大きな課題について考えさせられる超社会派な映画だった。

観ていない方はきっと心に残る一本になるかと思います。

 

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  • この記事を書いた人

加藤直ノ助

関西在住の20代男性。 ある日、「ITっていい感じじゃね?」と考え転職したもののSES業務に就くことになったが…? 主にノリとスピード感でやっていきたい系男子です。

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